Steamworksの税務情報を登録していると、最後の署名画面に「事業能力」という入力欄が表示されます。
個人名義でSteamworksに登録し、収益を受け取る本人が署名する場合は、原則として次のように入力します。

Individual
ここでいう「事業能力」は、仕事の能力、売上規模、職業、事業内容を入力する欄ではありません。
「事業能力」は署名する立場を意味する
「事業能力」は、英語の「Capacity in which acting」を機械的に翻訳した表現と考えられます。
この場合のCapacityは、税務書類にどのような立場や権限で署名するのかという意味です。
分かりやすく言い換えると、次のような質問です。
「あなたは、どのような立場でこの書類に署名しますか」
個人名義ならIndividualと入力する
Steamworksの登録者と収益を受け取る人が同じで、自分自身で署名する場合は、事業能力の欄に半角英字で次のように入力します。
Individual
Individualは「個人」という意味です。
Steamworksの税務インタビューは、米国外の個人についてW-8BENなどの税務書類を作成するために行われます。
個人事業主の場合も登録名義を確認する
個人事業主としてゲームを販売していても、基本的に「Individual」と入力します。
屋号やゲーム制作サークルの名称を入力する欄ではありません。
たとえば、受益者の名前が個人の氏名になっており、その本人が署名している場合は、次の組み合わせになります。
| 入力項目 | 入力内容 |
|---|---|
| 受益者の名前 | Steamworksに登録した本人の英字氏名 |
| メールアドレス | Steamアカウントで使用しているメールアドレス |
| 日付 | 画面に表示された署名日 |
| 事業能力 | Individual |
氏名については、税務インタビュー内ですでに入力した表記と一致させます。
法人名義の場合はIndividualと入力しない
株式会社などの法人名義でSteamworksに登録している場合は、注意が必要です。
署名者が法人を代表して署名できる立場にあることを示す必要があります。
したがって、Steamworksの契約名義が法人の場合は、Steamworksの契約者が株式会社や合同会社などのどの法人であるかを確認します。
そのうえで、署名する人が代表取締役など、その法人を代表して税務書類に署名できる立場にあるかを確認します。
入力する例は以下のとおりです。
| 署名する人 | 入力例 |
|---|---|
| 代表取締役 | Representative Director |
| 社長 | President |
| 最高経営責任者 | CEO |
| 権限を与えられた担当者 | Authorized Representative |
| 権限を与えられた代理人 | Authorized Agent |
まとめ
Steamworksの税務情報に表示される「事業能力」は、仕事の能力や事業内容を入力する欄ではありません。
税務書類にどのような立場で署名するのかを入力する欄です。
Steamworksを個人名義で登録し、収益を受け取る本人が署名する場合は、次のように入力します。
Individual
個人事業主であっても、Steamworksの契約名義が個人であれば基本的に同じです。
法人名義や代理人による署名の場合は扱いが異なるため、登録名義と署名する人の権限を確認してから入力する必要があります。

