蒼神白魔伝~Snow Princess blooming in Summer
ShoGamesさん作成の 蒼神白魔伝が公開されました。おめでとうございます。なにげにテストプレイヤーとして参加しています。
蒼神シリーズも4作目ということでキャラクターたちの個性も確立されてきたようです。僕もちょっとづつですが親しみが湧いてきています。
ゲームはオーソドックスな東方型縦STGで東方ファンならスムーズに入っていけると思います。今作の特徴はケルビンシステムという相互排他的なシステムが導入されている点です。
特定の敵を倒すと赤もしくわ青のアイテムが落下します※入れ替わるものもあり。 同色のアイテムを取り続けるとそれぞれ、赤:残基のかけら、青:スコアというふうに報酬をもらえます。ただし、異なる色のを取ってしまうとゲージが逆方向に移動し報酬獲得が遠のくというシステムです。
オールドプレイヤーには懐かしいシステムかもしれません。雷電などで取りたい色と別の色を取ってしまい”やってしまったー”となったこと数知れず。最近では東方星蓮船のUFOなんかもそういうことありましたね。
難易度は上がりますが、それもまた面白いかと思います。
↑左下のゲージね
全体的に完成度の高いゲームです。印象に残った部分をピックアップします。
1.東方ライクを受け入れる
東方ライクのゲームを作る上でさけては通れないのが”東方に似てしまう”という点ではないでしょうか。キャラや音楽など東方から離れようとすればするほど、オリジナル感を出そうとするほど東方っぽくなってしまいます。今作はいい意味で開き直りのようなものを感じました。
1ボスは明らかにあの子、ですよね。BGMもなんか近い印象を受けました。3ボスもどことなくあのうさぎな感じがします。しかしながら、そういう意見があることを受け入れつつオリジナルとして完成させた手腕はお見事です。3ボスのスペルカードなどキャラクターを印象づける弾幕もたくさんありました。
私はステージ5が特に印象に残りました。ステージが魔界で5面となるとあのステージを思い浮かべざるを得ません。ここで無理やり東方から離れようとするとプレイヤーにもその意識が伝わってしまい、なんとなく気持ち悪い感じがするでしょう。しかし、本作はあるがままにそれを受け入れ要所で取り入れつつオリジナル要素を融合させたように思います。
東方ファンからもリスペクトを感じる作品として受け入れられるでしょう。
2.BGMが主張していない
個人作成で素材を大部分作るとなるとどうしてもBGMで自己主張が出てきます。なぜかはわかりませんが、ゲーム作成者は自分でBGMを作りたがりますよね。その場合BGMに力が入りすぎてゲームに合わない場合が多いのです。よく”音楽がいい”と評価されるゲームがありますが、その場合”音楽だけがいい※他はちょっと・・・”ということも。それに対して本作はゲームがメインであくまでも引き立て役としてBGMが上手に機能していると思います。
あとはプレイする上で注意してほしい点
- ボムで弾が消えない
- 主人公アズールが弱い
- マリーでボムると見失う
- ボス登場でアイテムが消滅する
上記は知らないとミスの原因になりますのでお気をつけ下さい。
ここまであーだこーだ書きましたが、テストプレイヤーとして参加させて頂きとても貴重な体験ができました。自分がテストプレイヤーさんを募集する際にもこの経験が生きると思います。なにより、これから公開されるゲームを事前にプレイできるわけです。公開されれば特別な気持ちでそのゲームに向き合うことになります。今、プレイしていますがなかなかの難易度ですね。いつもより1段階難しい気がします。それではあの方の動画が公開されるのをまって練習に励みます。
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