TCSTRIKERS無料化を検討中

ゲーム開発

TCSTRIKERS(以下tc)は7ぐらいまでは無料でいいかと考えています。

無料化するメリット

色々考えた結果、無料化した方が長期的にはコスパがいいという結論に至りました。そもそも収益化するためには投資が必要なのです。

管理費の削減

売れてないというのも無料化する理由の一つですが、管理の手間を考えたら無料で出した方が楽です。例えばセールのたびに価格を設定したり、売上を確認したりという些細な作業も積み重なると結構な時間を取られます。無料頒布なら例えセールが迫っても値引き率を考えなくてよいですし、セールの告知も不要です。

広告費への転化

ゲームの知名度をあげるためには広告が必要です。同人ゲームでも配信者に有償で依頼したり、グーグル・ニコニ広告を使ったりします。その結果、売上につながるのですが回収見込みは低いです。

それなら無料にして多くの人にプレイしてもらったほうが知名度アップに繋がります。作品ごとの収益が得られなくなったとしても、開発にかかったコストを投資とみなすことができます。

同人ゲームは収益化に向いてない

そもそも同人ゲームはマーケティングというところのプロダクトアウトにあたります。一般的にはマーケットインと言われる、予め市場ニーズがある製品を開発する方法が主流です。同人作品はあくまでも作者が作りたくて作るものなので、プロダクトアウトになります。

しかしプロダクトアウトはある意味ギャンブルで、市場の潜在ニーズを掘り起こすやり方です。開発側が想定したニーズが実際にはなかったり時代が追いついていないということが多々あります。

同人作品、特にゲームは市場ニーズが読めないですし、読んで作っても面白くないので収益化を目指すことが合理的ではないのです。

体験版が不要

無料なので体験版いらないですね。体験版を作るのは案外、面倒です。

  1. 体験版かどうか?
  2. 何を表示するか?
  3. 体験版用exeを準備

さらにミスると製品版のネタバレになってしまうリスクがあります。それがなくなると大分負担が減ります。

ビジネスで稼いだほうが楽

このように考えるようになったのも、実は私ビジネススクールに入っていまして、セオリー通りに進めているビジネスでは収益が上がりつつあります。対して同人ゲームはビジネスのセオリーから外れているため、ゲームを売って開発費を稼ぐよりも別のところで稼いで、開発費広告費にあてた方が効率がよいのです。

有償で買ってくれた人へ

といったところでTCSTRIKERS2,3は2月末までにTCSTRIKERS4は年末に無料化の予定です。それだけだと有償で購入してくださった方に申し訳ないので、食闇ノベルシリーズを無料でプレゼントします。購入した証明(スクショ等)を送っていただければプレゼントをお渡ししますので、またご連絡くださいね。