イラストを部分的に外注してみよう

その他

イラストは部分的に外注することもできます。
私もこれまで部分的に工程を外注したこともあります。

イラストを全く描けなければ外注するしかないのですが、描ける人ほど外注するかどうか悩んでしまうのではないでしょうか?

  • 個性が失われる
  • お金がかかる
  • どうやって依頼すればいいかわからない
  • どこで依頼すればいいのか?

などという悩みが聞かれます。

一つづつ見ていきましょう。

お金かかるんじゃない?

実は部分的な外注はかなり安価で受けてもらうことができます。
イラスト1枚が5000円から8000円なのに対し、各工程は2000円以下の場合も多いです。

実際に私が外注したことがあるのは

  • アタリ取り 1000円
  • 線画の修正 1000円
  • 抽象的な背景 500円

です。

僕が実際に依頼した方は現在受け付け休止になっていたので類似のものを紹介します。

人物イラストのアタリ線を制作します

 

イラストの感想・アドバイスをお送りします

どうやって依頼すればいいの?


発注の仕方は事前にダイレクトメールで相談することで解決します。

クラウドワークの受注者にはランクが付けられており、ランクの高い人ほど経験豊かです。

ランクの高い人は発注の仕方も丁寧に記載されておられ、相談も受け付けていただけます。

また、そのような方は依頼者の曖昧な相談の本質を見抜いて誘導してくださいますので当初おそれていたよりも簡単にことが進みます。

自分の絵の何に個性があるのか

自分の個性に関わらない部分は積極的に外注して大丈夫です。

私の場合は塗りがそれです。私の塗り方はギャルゲー塗りのテンプレート通りなので、外注したとしてもキャラクターの個性は失われません。それどころか上手な人に塗ってもらった方がクオリティも高くなります。

この画像は自動着色サービス↓を使った結果です。このように僕の塗りはAIでも代行できます。

僕が塗るより雰囲気出てますねw

Petalica Paint -線画自動着色サービス-

苦手な工程はあるか

またイラスト作成には複数の工程があります。

アタリ、ラフ、線画、塗り、背景、仕上げ、人によってはさらに多くの工程があるでしょう。この中でも楽しい工程とそうでない工程があると思います。

ラフは楽しいけど線画は苦手、人物は好きだけど背景は仕方なく描いているという方もいます。外注するべきはそのようなめんどくさい・楽しくない工程です。

もし考えるだけで苦痛な工程があるのならば、それだけでも積極的に外注しましょう。

優しい方は「自分のやりたくないことを他人にやらせるなんて酷い」と思われるかもしれません。しかし、自分はすごく嫌でもそれが楽しいという方もたくさんいらっしゃいます。現に塗りだけを専門にやっていたり、背景だけで生計をたてている方もいらっしゃいます。

例えば、アニメーターは線画だけやる人、塗りだけをやる人など仕事が細かく分かれています。彼らは各工程におけるスペシャリストです。そのようなスペシャリストと戦うのではなく、力を貸してもらい、双方がメリットを享受できるように協力しあいましょう。

どこで依頼すればいいの?


Twitter や Pixiv で直接やり取りしたこともありますがココナラを利用する場合が多いです。

イラストに特化したSKIMAというサービスもございます。

スキマ - イラスト依頼・キャラ販売ならSKIMA
クリエイターと相談しながら依頼から納品まで進められる。細かい指示や修正もOK。納得いく「TRPG」「Vtuber」「SNSアイコン」などのイラストや文章が欲しいなら、メッセージ相談機能があるSKIMAから。

いかがでしたか?他人に自分の作品をさわられることに抵抗のある方も多いと思います。

僕も”すべて自分で作るからすばらしいん”と思っていましたが、どれだけ頑張っても全ての分野でプロフェッショナルになることはできません。自分にできることを一生懸命、それ以外は誰かに助けてもらうという姿勢にしてから随分楽になりました。

特にゲーム開発では様々な分野の知識が必要です。個性を殺さず品質を上げる一つの方法として部分外注も考えてみてはいかがでしょうか?

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