液晶タブレットを断念した話

コラム

液晶タブレットを買おうと数年前から考えてていたのですが、色々調べた結果、買わないという判断をしました。

体に悪い

理由は目が疲れることと背中が痛くなることです。

液晶タブレットはいたタブレットに比べて前傾姿勢で作業します。加えて、液晶画面を近距離で凝視するため目の負担も大きいそうです。

今でさえ複数のマッサージ器を使いつつ、体がバキバキの中作業しています。これ以上バキバキにしたくはないのです。
いくら絵を描くのが早くなったとしても、そのぶん疲労が溜まってしまってはプラマイゼロですね。

液晶タブレットじゃないとついてけない?

液晶タブレットを使わなければクオリティが下がってしまうのではないかとお思いの方は、以下の動画が参考になるかと思います。ここに記載したのは板タブレットで活動しているイラストレーターさんです。

かの有名なさいとうなおき先生も板タブです。

動画内で液タブを使わない理由を解説してくださってます。

一番こころに響いたのは最初のはらけんし先生ですね。

Liveモデルが背高の男性でおそらくご自身も背の高い方でしょう。

僕も179cmあるので同じような体の痛みとか疲れをかかえていると思われます。

液タブ(Ipad)を使ってたときは体があちこち痛かったけど板タブにしたら改善したらしく、自分と照らし合わせて共感できました。

背が高い(座高が高い)ほど前傾姿勢での負担は大きくなります。他の絵師さんは目の話はよくされるのですが、背中の痛みはあまり触れません。おそらく体格が影響しているからだと思われます。

機材の性能があがると業界のクオリティがあがる

世の中の法則として機材の性能が上がると業界全体ののクオリティが上がります。僕は音楽を作っていますが、10年前はひとつのデータでミキシングからマスタリングまでこなすのはかなり難しく、プロ仕様のハイスペックPCが必要でした。しかし現在では一般的なノートパソコンでも全ての工程を完結することができます。

その結果、ほとんどの人が高品質なソフトウェアを使うことができるようになり、業界全体のクオリティがあがりました。

このようにクオリティアップのハードルが下がると業界全体のクオリティが上がります。言い換えると古い機材を使っていると知らず知らずのうちに陳腐な作品になっている恐れがあるということです。

僕はそれが怖くて液晶タブレットを求めていたのですが、板タブレットでもこれだけのものが作れるというのが分かりました。それがわかると液晶タブレットを使わなければいけない理由をまた一つ消すことができます。

まとめ

  • 目が疲れる。
  • 目が疲れるから背中も痛くなる。
  • 板タブでもプロになれる。
  • 液タブの方が効率はいい。

絶対的に言えることは体を痛めてまで液タブを使ってはいけません。

なによりも体が資本です。

液晶タブレットを使う必要条件は今、体が痛くないということですね≧[゚ ゚]≦

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